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2019/02/28

デザイン開発

マッスルスーツコンセプトモデル
㈱イノフィス様

東京理科大学発のベンチャー企業、株式会社イノフィス様の外骨格型の装着型動作補助装置「マッスルスーツ」シリーズは、余裕のある補助力と気軽に使える使いやすさで、介護・農業・建築・物流などの幅広い分野で受け入れられています。そしてこの未来を変える技術は、常に進化し続けています。

製品開発の原点となったコンセプトモデル

私たちエンビジョンが初めてイノフィス様の製品デザインを担当させていただいたのは、2015年に発表された「コンセプトモデル」の開発からです。その当時、腰補助タイプのマッスルスーツは本格的な介護社会到来の中、既に社会的に話題となっており介護業界を中心に普及が進み始めていた頃でした。競合他社との製品の差別化はもちろんのこと、その素晴らしさを伝えより良い印象を持って受け入れていただくために、デザインによる変化を起こす丁度よいタイミングであったと思います。

将来を見据えたデザイン戦略

我々は、イノフィス様とミーティングを重ねました。イノフィス様が考えられているマッスルスーツがもたらす未来のイメージを伺い、製品のあり方やマッスルスーツの良さをよりわかりやすく効果的に伝えるために、実際に製品を使うユーザーの気持ちを考えながら将来を見据えたデザイン戦略を練り、デザインポリシーを制定しました。その考え方に基づき設計や製造工程を考慮した製品デザイン、プロテクターの素材選定、ブランドロゴ、カラー計画などを順次進めていきました。

生活の中で心地よく

マッスルスーツはウエアラブルロボットです。しかし生活の中で人が身に付ける機器ですのでSFの世界から借りてきたような冷たい無機質なものではなく、人々の生活の中で心地よく使っていただくために「気軽に使えるカジュアルな雰囲気」と「しっかり補助するする心強さ」をバランスよく溶け合わせたデザインを目指しています。

Life Changing Design

その後イノフィス様から発売されたより軽量で空気の外部供給を不用とした「スタンドアローン」「エッジ」などでは、「コンセプトモデル」で確立したそのデザイン思想=製品思想をさらに推し進め、ソフトマテリアルで全体を覆うプロテクターを採用し、見た目の印象もより軽やかな印象になっています。

私たちエンビジョンの掲げる「Life Changing Design」は、イノフィス様とのマッスルスーツの事例のように、よりよい生活への変化を実感できるデザインを目指しています。

2015年 国際ロボット展 EXO-MUSCLE コンセプトモデルとして発表されました。

気軽に背負えるバッグ感覚を意識したデザイン。アルミの基本骨格に、ナイロンとネオプレーンゴムでできたソフト素材に耐衝撃性の高い樹脂プロテクターを装着しています。

外部またはタンクから空気を供給し、人工筋肉を可動させ荷物の上げ下げする動作を補助します。現在では空気供給無しで稼動するスタンドアローン、より軽量化を果たしたエッジなどのモデルがあります。

バッグで使われる素材を多用し、防滴性能のためにアウトドアウエアに使われる止水ファスナーを使用し、気軽に背負える感覚を大切にデザインしています。気軽に使える装置としてのデザインは、カジュアルな格好によく似合います。

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